自分でできる！着床率を上げる子宮内フローラを改善する3つの方法とは？矢野鍼灸整骨院｜和歌山県和歌山市 不妊鍼灸専門の矢野鍼灸整骨院

自分でできる！着床率を上げる子宮内フローラを改善する3つの方法とは？矢野鍼灸整骨院

突然ですが、子宮内フローラという言葉を聞いたことはありますか？

妊活中の方であれば聞いたことがあったり、どのようなものか知っているかもしれません。

実はこの子宮内フローラは、受精卵の着床率に大きく影響します。

そこで今回はそんな着床率に影響する子宮内フローラを自分で改善する方法をお伝えしていきます。

・子宮内フローラって何？

子宮内フローラは、子宮の中にいる善玉菌のラクトバチルス菌の割合がどのくらいあるかで決まります。

このラクトバチルス菌が90%以上あるのかないのかで、受精卵の着床率は大きく違ってきます。

妊活をしていてもなかなか結果が出なかったり、着床しないという方はこのラクトバチルス菌が少ない可能性があります。

またラクトバチルス菌が少なくて子宮内フローラが悪いと、悪玉菌が多いということになります。

子宮内に悪玉菌が多いと、子宮内膜が慢性的に炎症を起こしたりするので流産の原因になる可能性もあります。

そこで自分でできるラクトバチルス菌を増やして子宮内フローラを良くする方法を３つお伝えします。

1.ヨーグルトや発酵食品を食べる

子宮内フローラは腸内フローラと繋がっていて、腸内フローラを改善することで子宮内フローラも改善されてきます。

腸内フローラを改善するには、乳酸菌のような善玉菌や発酵食品に含まれる菌を摂る必要があります。

・ヨーグルト
・納豆
・ぬか漬け
・乳酸菌飲料（ヤクルト等）

を積極的に摂って腸内の善玉菌を増やすことで腸内フローラを整えると、子宮内フローラも改善されてきます。

2.食物繊維を摂る

食物繊維も腸内フローラを良くして子宮内フローラを改善するには欠かせないものです。

食物繊維は腸の善玉菌の餌になって、善玉菌を増やしてくれます。

逆に食物繊維が少ないと、せっかく摂った善玉菌が餓死してしまい効果がなくなってしまいます。

・野菜類全般や芋類
・雑穀米や蕎麦

などに多く含まれています。

普段のお米に麦や雑穀を混ぜたり、蕎麦や全粒粉のパスタなどは食物繊維を多く取れます。

またお通じも改善されて、腸内フローラが改善され子宮内フローラの改善にも繋がります。

ちなみに糖質制限をしていると、食物繊維の摂取が減るので注意してください。

どうしても食物繊維が摂れないという方は、イヌリンや難消化性デキストリンなど粉で売っている食物繊維を摂るのもオススメです。

3.歯の手入れをする

子宮内フローラは、お口の中の口腔内フローラとも繋がっています。

・虫歯を治療する
・歯石を取る
・歯間ブラシを使う
・フロスを使う

などで口腔内フローラを良くすると、子宮内フローラも改善されてきます。

実際に「虫歯を治したら妊娠しました！」という方も結構います。

虫歯の治療と歯石の除去は歯医者さんでないとできませんが、歯間ブラシやフロスで歯を清潔にするのが大切です。

ただ決定的に口腔内フローラを良くしようと思うと、半年に一回は歯医者さんで診てもらいましょう。

以上が子宮内フローラを改善する方法でした。

これらをおこなっていただいて、子宮内フローラが改善すると着床率のアップに繋がります。

当院では子宮内フローラが悪くて子宮内膜が炎症を起こしている場合に、食事指導とともに免疫を整えたり骨盤内の炎症を抑える鍼灸治療を追加することで早期に子宮内フローラが改善して着床しやすい子宮になるようにしていきます。

妊活でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

執筆者　矢野鍼灸整骨院院長　鍼灸師　矢野　泰宏