妊活中のコロナワクチンの接種について｜和歌山県和歌山市 不妊鍼灸専門の矢野鍼灸整骨院

妊活中のコロナワクチンの接種について

最近よくご質問をいただくのが、妊活中のコロナワクチンの接種はどうすればいいのかということです。

妊娠中のコロナワクチンの接種については「推奨しない」つまり接種しない方が良いという指針がでています。

しかし妊活中のコロナワクチンの接種については、どうすればいいのかはほとんど情報がありません。

そこで妊活中のコロナワクチンの接種について現時点でわかっていることをお伝えします。

まずコロナウイルスは、卵子には入り込めないが精子には入り込むということがすでにわかっています。（論文も発表されています）

コロナワクチンもこれと同じ性質であると考えられます。

つまりコロナワクチンの成分も、卵子には入り込めないが精子には入り込むということになります。

そこで妊活中のコロナワクチンの接種ですが、男性と女性で対応が違います。

・女性の場合

まず女性は卵子にはコロナワクチンの成分が入り込まないので、妊娠していなければいつワクチンを接種しても大丈夫です。

ただし妊娠しているかどうかわからない時期（排卵から次の生理まで）は避けた方がいいと思います。

・男性の場合

男性は精子にはコロナワクチンの成分が入り込むので、その成分が消える接種後2週間は妊活を控えてください。

ただコロナワクチンは現時点では、3週間ぐらいあけて2回接種するため妊活を控える期間が2ヶ月ぐらいになる可能性があります。

それも考慮してコロナワクチンの接種を考えている方は、接種時期を考えてください。

なおこれはコロナワクチンが妊活や赤ちゃんに悪いということではなく、どのような影響があるかがまだわからないので念のための基準になります。

またコロナワクチンの影響がわかってくると、もっと詳しいことがわかってくると思うのでその時はまたお知らせします。

もしわからないことや疑問なことがありましたら、ご連絡ください。