妊活の高温期に体温が下がった…インプランテーションディップとは?

妊活中の高温期に基礎体温が下がると、「妊娠の可能性が消えたのでは」と不安になる方も多いでしょう。しかし、高温期の体温低下には複数の原因があり、中には妊娠のサインである「インプランテーションディップ」という現象も含まれます。この記事では、高温期に体温が下がる主な原因と、着床時期に起こるインプランテーションディップの特徴、生理前の体温低下との見分け方、そして体温が下がったときの正しい対処法まで詳しく解説します。基礎体温の変化に一喜一憂せず、冷静に自分の体と向き合うための知識が得られます。
1. 妊活中の高温期に基礎体温が下がる主な原因

妊活を続けていると、毎朝測る基礎体温の変化に一喜一憂してしまうものです。特に高温期に入ってから体温が下がると「妊娠の可能性はなくなったのか」「生理が来てしまうのか」と不安になる方も多いでしょう。しかし、高温期の体温低下には様々な原因があり、必ずしも妊娠の可能性が消えたわけではありません。ここでは、高温期に基礎体温が下がる主な原因について詳しく解説します。
1.1 インプランテーションディップの可能性
高温期中に一時的に体温が下がる現象として「インプランテーションディップ」があります。これは受精卵が子宮内膜に着床する時期に起こる一時的な体温低下のことで、妊娠の可能性を示唆するサインとして注目されています。高温期7日目から10日目あたりに0.2〜0.3度程度体温が下がり、翌日以降に再び高温に戻るのが特徴です。着床時のホルモンバランスの変化により起こると考えられていますが、すべての妊娠で見られるわけではなく、出現率は約20〜30%程度とされています。
1.2 計測ミスや外気温などの環境要因
基礎体温は非常にデリケートな指標であり、測定方法や環境によって簡単に変動します。睡眠時間が短かった、測定前に動いてしまった、口呼吸をしていたなどの要因で体温が正確に測れないことがあります。また、室温が極端に低い、エアコンの風が直接当たっていた、寝具が薄かったなどの環境要因も体温に影響を与えます。体温計の電池残量が少ない場合や、測定位置がいつもと異なる場合も誤差が生じやすくなります。1日だけの体温低下であれば、まずは測定環境を見直してみることが大切です。
1.3 黄体機能不全によるホルモンバランスの乱れ
黄体機能不全とは、排卵後に形成される黄体から分泌されるプロゲステロンというホルモンが十分に出ない状態のことです。プロゲステロンには体温を上昇させる働きがあるため、黄体機能不全があると高温期が短くなったり、高温期中に体温が不安定になったりします。高温期が10日未満と短い、高温期と低温期の温度差が0.3度未満しかない、高温期の途中で何度も体温が下がるといった場合は、黄体機能不全の可能性を考える必要があります。ストレス、睡眠不足、過度なダイエット、加齢などが黄体機能に影響を与えることが知られています。
1.4 生理が来る前兆としての体温低下
最も多いケースが、生理が始まる前兆としての体温低下です。妊娠が成立しなかった場合、黄体は退縮してプロゲステロンの分泌が減少し、それに伴って体温も下がっていきます。通常は生理開始の1〜2日前から徐々に体温が下がり始め、低温期へと移行します。高温期が14日程度続いた後の体温低下であれば、生理が来る可能性が高いと考えられます。ただし、体温が下がっても翌日以降に再び上昇することもあるため、1日だけの体温低下で判断せず、数日間の推移を見守ることが重要です。
2. インプランテーションディップとはどのような現象か

インプランテーションディップとは、受精卵が子宮内膜に着床する時期に基礎体温が一時的に低下する現象のことを指します。妊活中に基礎体温をつけている方の中には、高温期の途中で体温が下がったことで「生理が来てしまうのでは」と不安になる方も多いでしょう。しかし、この体温低下が実は妊娠の兆候である可能性もあるのです。
2.1 着床時期に一時的に体温が下がる仕組み
受精卵が子宮内膜に着床する際、体内ではホルモンバランスが大きく変化します。着床の過程でエストロゲンの分泌が一時的に増加することで、基礎体温が一過性に下がると考えられています。通常、高温期はプロゲステロン(黄体ホルモン)の作用で体温が高く保たれていますが、着床時にはエストロゲンの影響により、この高温状態が一時的に緩和されるのです。
2.2 発生する時期は高温期の何日目あたりか
インプランテーションディップが起こる時期は、一般的に高温期7日目から10日目あたりとされています。排卵日を0日目とすると、排卵から7日から10日後に該当します。この時期は、ちょうど受精卵が子宮内膜に到達して着床を始めるタイミングと一致しています。
| 時期 | 高温期の日数 | 体の変化 |
|---|---|---|
| 排卵 | 0日目 | 卵子が卵巣から放出される |
| 受精 | 0〜1日目 | 卵管内で精子と卵子が結合 |
| 着床開始 | 7〜10日目 | 受精卵が子宮内膜に到達し着床 |
2.3 体温低下の期間と下がり幅の目安
インプランテーションディップによる体温低下は、通常1日だけで、翌日には再び高温に戻るのが特徴です。体温の下がり幅は個人差がありますが、0.2℃から0.3℃程度下がることが多いとされています。2日以上続けて体温が低下する場合は、生理が近づいている可能性や黄体機能の低下などが考えられます。
2.4 妊娠した人全員に起こるわけではない
インプランテーションディップは妊娠の可能性を示す現象の一つですが、妊娠した人すべてに必ず起こるわけではありません。実際に妊娠した方の中でも、この現象が見られるのは一部の人に限られます。そのため、高温期に体温低下がなかったとしても、妊娠の可能性が否定されるわけではありません。逆に、体温が一時的に下がっても、その後生理が来てしまうケースもあります。基礎体温はあくまで体調を知るための一つの目安として捉え、過度に神経質になりすぎないことも大切です。
3. インプランテーションディップと生理前の体温低下を見分けるポイント

妊活中に高温期の途中で基礎体温が下がると、これが妊娠の兆候なのか生理の前兆なのか気になるものです。インプランテーションディップと生理前の体温低下にはいくつかの違いがあり、それらを理解しておくことで冷静に状況を判断できるようになります。
3.1 体温が翌日以降に戻るかどうかが重要
最も重要な判断基準は、体温低下が一時的なものか継続的なものかという点です。インプランテーションディップの場合は、1日から2日程度の短期間で体温が下がった後、再び高温期の体温に戻ります。一方、生理前の体温低下では、一度下がった体温はそのまま低温期の体温まで下がり続け、数日以内に生理が始まることが一般的です。
翌日の計測で体温が再上昇していれば、インプランテーションディップの可能性が高まります。逆に2日、3日と低下傾向が続く場合は、残念ながら生理が近づいていると考えられます。ただし、測定環境や体調によっても変動するため、数日間の推移を見守ることが大切です。
| 特徴 | インプランテーションディップ | 生理前の体温低下 |
|---|---|---|
| 体温低下の期間 | 1〜2日程度の短期間 | 継続的に低下 |
| その後の体温 | 再び高温期の体温に戻る | 低温期まで下がり続ける |
| 発生時期 | 高温期7〜10日目頃 | 高温期後半から末期 |
3.2 おりものの変化や量による判断
体温の変化とともに、おりものの状態を観察することも有効な判断材料になります。着床時期には微量の出血が起こることがあり、これが茶色や薄いピンク色のおりものとして現れる場合があります。これは着床出血と呼ばれ、受精卵が子宮内膜に着床する際に起こる現象です。
一方、生理前のおりものは白濁していたり、量が少なくなったりする傾向があります。また、生理が近づくにつれて子宮頸管粘液の性状が変わり、伸びが悪くなることも特徴です。ただし、おりものの状態には個人差が大きく、毎回同じパターンとは限らないため、あくまで参考程度の情報として捉えましょう。
3.3 下腹部痛やチクチクする痛みの有無
体温低下に伴う身体症状にも注目してみましょう。着床時期には下腹部にチクチクとした独特の痛みを感じる人もいます。これは受精卵が子宮内膜に潜り込む際の刺激によるものと考えられており、生理痛とは異なる軽い違和感として現れることが多いようです。
生理前の下腹部痛は、子宮が収縮することによる鈍い痛みや重苦しさが特徴です。また、腰痛や頭痛、胸の張りなど、いつもの生理前症候群の症状が伴うことも多くなります。ただし、痛みの感じ方には個人差があり、着床時にも生理痛に似た症状が出る場合もあるため、痛みだけで判断することは難しいといえます。総合的に複数の症状を観察し、焦らず様子を見ることが大切です。
4. 高温期に体温が下がったときの正しい対処法

妊活中の高温期に基礎体温が下がると、「もしかして妊娠の兆候?それとも生理が来てしまうの?」と不安になるものです。しかし、体温が一度下がっただけで結論を出すのは早すぎます。この時期は心身ともにデリケートになりやすいため、冷静に対処することが大切です。
4.1 一喜一憂せずに翌日も計測を続ける
高温期の途中で体温が下がったとき、最も重要なのはその後の体温の変化を観察することです。インプランテーションディップであれば、翌日から再び体温が上昇して高温期が継続します。一方、生理前の体温低下であれば、そのまま低温期に移行していきます。
1日だけの体温変化で判断するのではなく、最低でも2〜3日は様子を見ましょう。計測時の姿勢や睡眠時間、室温などの影響で一時的に体温が下がることもあります。グラフ全体の流れを見ることで、より正確な判断ができるようになります。
4.2 体を冷やさない生活習慣を心がける
高温期は黄体ホルモンの働きによって体温が保たれている時期です。体を冷やさない生活を心がけることで、ホルモンバランスを安定させることができます。
| 場面 | 具体的な対策 |
|---|---|
| 服装 | 腹巻きや靴下を活用し、特にお腹と足元を温める |
| 入浴 | シャワーだけでなく湯船にゆっくり浸かる習慣をつける |
| 飲み物 | 冷たい飲み物を避け、常温または温かい飲み物を選ぶ |
| 食事 | 生姜やネギなど体を温める食材を積極的に取り入れる |
エアコンの効いた室内では、ひざ掛けやカーディガンを常備しておくと安心です。特に夏場は冷房による冷えに注意が必要です。
4.3 ストレスを溜めずにリラックスして過ごす
妊活中は基礎体温のグラフに一喜一憂してしまいがちですが、過度なストレスはホルモンバランスを乱す原因になります。ストレスによって自律神経が乱れると、体温調節機能にも影響が出てしまいます。
趣味の時間を持つ、軽い運動をする、好きな音楽を聴くなど、自分なりのリラックス方法を見つけましょう。パートナーと気持ちを共有することも、精神的な安定につながります。睡眠時間をしっかり確保し、規則正しい生活リズムを保つことも大切です。
基礎体温はあくまでも体調を知るための目安のひとつです。数値にとらわれすぎず、心と体を大切にしながら妊活を続けていきましょう。
5. まとめ
妊活中の高温期に基礎体温が下がると不安になりますが、必ずしも悪い兆候とは限りません。インプランテーションディップという着床時期特有の体温低下の可能性もあれば、計測ミスや環境要因、黄体機能不全、あるいは生理が来る前兆など、さまざまな原因が考えられます。
インプランテーションディップは、受精卵が着床する際に一時的にホルモンバランスが変化することで起こる現象で、高温期7日目から10日目頃に1日から2日程度体温が下がることがあります。ただし、妊娠した人全員に起こるわけではないため、体温が下がらなくても妊娠している可能性は十分にあります。
生理前の体温低下との見分け方としては、翌日以降に体温が再び上昇するかどうかが重要なポイントです。また、おりものの変化や下腹部のチクチクした痛みなど、他の体のサインも合わせて観察することで判断材料が増えます。
高温期に体温が下がったときは、一喜一憂せずに翌日も計測を続けることが大切です。体を冷やさない生活習慣を心がけ、ストレスを溜めずにリラックスして過ごすことで、妊活中の体調管理がしやすくなります。基礎体温は一つの目安であり、気になる症状が続く場合は医療機関に相談することをおすすめします。
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矢野泰宏(やの やすひろ)
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