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不妊の原因を知って妊活成功へ!専門家が教える原因と対策法

妊活を頑張る女性

不妊に悩む夫婦の約6組に1組が直面する現実を、正しい知識で乗り越えませんか?この記事では、女性・男性それぞれの不妊原因から原因不明不妊まで、専門的な情報を分かりやすく解説します。排卵障害や卵管因子、造精機能障害など具体的な原因と、それらを特定するための検査方法、さらには効果的な治療選択肢までを網羅的にご紹介。妊活成功に向けた生活改善のポイントも含め、あなたの不妊治療への第一歩をサポートする実践的な知識が得られます。

1. 不妊症の基礎知識

1.1 不妊症とは

不妊症は、正常な夫婦生活を営んでいるにもかかわらず、一定期間妊娠に至らない状態を指します。世界保健機関(WHO)では、避妊をしていない状態で1年間妊娠しない場合を不妊症と定義しています。日本では一般的に2年間の期間が用いられることもありますが、近年は1年間の定義が主流となっています。

不妊症は決して珍しい症状ではありません。日本では夫婦の約6組に1組が不妊に悩んでいるとされており、晩婚化や出産年齢の上昇に伴い、その割合は年々増加傾向にあります。

1.2 不妊症の種類

不妊症は大きく2つのタイプに分類されます。

種類 定義 特徴
原発性不妊 一度も妊娠したことがない状態での不妊 結婚後、初回から妊娠に至らないケース
続発性不妊 以前に妊娠・出産の経験があるが、その後妊娠しない状態 流産や中絶の経験後、または第2子以降を希望する際のケース

続発性不妊の場合、年齢の変化や生活環境の変化が大きく影響することが多く、初回の妊娠時との身体的変化を考慮した対応が必要となります。

1.3 妊娠のメカニズム

妊娠が成立するためには、複数の段階で正常な生殖機能が働く必要があります。

女性の生殖機能では、月経周期に合わせて卵胞の成熟と排卵が起こり、卵管で精子と出会うことで受精が成立します。受精卵は細胞分裂を繰り返しながら卵管を移動し、子宮内膜に着床することで妊娠が継続します。

一方、男性では精巣で精子が作られ、射精によって女性の生殖器内に送り込まれ、卵管まで到達する必要があります。この過程のいずれかに問題が生じると、妊娠に至らない可能性が高くなります。

正常な妊娠の確率は、年齢や個人差はありますが、健康な夫婦でも1回の月経周期あたり約20-25%程度とされています。これは妊娠が非常に複雑で繊細なプロセスであることを示しているといえるでしょう。

2. 女性側の不妊の原因

不妊治療専門の女性医師

女性の不妊症は様々な要因によって引き起こされます。主な原因は排卵障害、卵管因子、子宮因子、頸管因子の4つに分類されます。それぞれの原因を詳しく理解することで、適切な検査や治療方針を立てることができます。

2.1 排卵障害

排卵障害は女性不妊の約25%を占める主要な原因です。正常な排卵が起こらないため、卵子と精子が出会う機会が失われてしまいます。排卵障害にはホルモンバランスの乱れや卵巣機能の低下など、複数の要因が関わっています。

2.1.1 多嚢胞性卵巣症候群

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は、卵巣内に多数の小さな嚢胞ができ、排卵が不規則になったり停止したりする疾患です。インスリン抵抗性やアンドロゲン(男性ホルモン)の過剰分泌が関与しており、月経不順、体毛の増加、肥満などの症状が現れることがあります。

症状 特徴
月経不順 35日以上の月経周期の延長
多毛症 顔面や体幹部の体毛増加
肥満 特に腹部周囲の脂肪蓄積
ニキビ アンドロゲン過剰による皮脂分泌増加

2.1.2 高プロラクチン血症

高プロラクチン血症は、乳汁分泌ホルモンであるプロラクチンが過剰に分泌される状態です。プロラクチンが高値になると、排卵を促すホルモンの分泌が抑制され、排卵障害や月経不順を引き起こします。ストレス、薬剤の副作用、下垂体腫瘍などが原因となることがあります。

2.2 卵管因子

卵管因子による不妊は、卵管の構造や機能に問題があることで起こります。卵管は卵子を子宮まで運ぶ重要な役割を担っており、この経路に障害があると受精や着床が困難になります。

2.2.1 卵管閉塞

卵管閉塞は、卵管の一部または全体が塞がってしまい、卵子や精子の通過が妨げられる状態です。過去の骨盤内感染症、子宮内膜症、手術による癒着などが原因となります。両側の卵管が完全に閉塞している場合、自然妊娠は極めて困難になります。

2.2.2 卵管周囲癒着

卵管周囲癒着は、卵管と周囲の臓器が癒着することで卵管の動きが制限される状態です。卵管采による卵子の捕獲機能が低下し、受精の機会が減少します。腹腔内の炎症や手術歴がある場合に発生しやすくなります。

2.3 子宮因子

子宮因子は子宮の形態異常や疾患により、受精卵の着床や妊娠継続が困難になる状態を指します。子宮は胎児が育つ場所であり、その環境が整っていないと妊娠の成立や維持が困難になります。

2.3.1 子宮内膜症

子宮内膜症は、本来子宮内腔にある内膜組織が子宮外の場所で増殖する疾患です。卵巣、腹膜、直腸周囲などに病巣を形成し、月経周期に合わせて出血と炎症を繰り返します。この慢性的な炎症により卵管の機能低下や骨盤内の癒着が生じ、不妊の原因となります。

2.3.2 子宮筋腫

子宮筋腫は子宮の筋肉層にできる良性腫瘍です。筋腫の大きさや位置によって不妊への影響は異なりますが、特に粘膜下筋腫や子宮内腔を変形させる筋腫は着床障害を引き起こしやすいとされています。月経量の増加や月経期間の延長を伴うことがあります。

筋腫の分類 不妊への影響
粘膜下筋腫 着床障害のリスクが高い
筋層内筋腫 大きさや位置により影響が異なる
漿膜下筋腫 比較的影響は少ない

2.3.3 子宮奇形

子宮奇形は胎児期の発達過程で子宮の形成に異常が生じた状態です。双角子宮、中隔子宮、単角子宮などの種類があり、それぞれ妊娠への影響が異なります。軽度の奇形では自然妊娠が可能な場合もありますが、重度の場合は流産率の増加や早産のリスクが高くなります。

2.4 頸管因子

頸管因子による不妊は、子宮頸管の機能異常により精子の子宮内への侵入が妨げられることで起こります。子宮頸管から分泌される粘液の量や性状に問題があると、精子の通過が困難になり受精の機会が減少します。

頸管粘液の分泌不全は、ホルモンバランスの乱れ、子宮頸部の手術歴、感染症の後遺症などが原因となります。また、抗精子抗体が存在する場合、精子が頸管を通過する際に攻撃され、不妊につながることがあります。

3. 男性側の不妊の原因

スーツを着た不妊治療中の男性

男性不妊は全体の不妊症の約50%を占めており、女性不妊と同様に重要な要因です。男性不妊の原因は大きく分けて造精機能障害、精路通過障害、性機能障害の3つに分類されます。

3.1 造精機能障害

造精機能障害は男性不妊の約90%を占める最も頻度の高い原因で、精子を作る機能に問題がある状態です。精子の数が少ない乏精子症、精子の運動能力が低下している精子無力症、精子の形態に異常がある奇形精子症などがあります。

病名 症状 基準値
無精子症 精液中に精子が存在しない 0個/ml
乏精子症 精子濃度が基準値を下回る 1500万個/ml未満
精子無力症 精子の運動率が低下 前進運動率32%未満
奇形精子症 正常形態精子の割合が低い 正常形態率4%未満

造精機能障害の原因として、精索静脈瘤、染色体異常、ホルモン異常、感染症、薬物の副作用、放射線被曝、高熱、ストレスなどが挙げられます。特に精索静脈瘤は男性不妊患者の約40%に認められ、手術によって改善が期待できる場合があります。

3.2 精路通過障害

精路通過障害は精子の通り道である精路に閉塞や狭窄が生じる病態で、造精機能は正常であっても精子が射精されない状態です。全男性不妊の約2%を占めています。

主な原因として、先天性両側精管欠損症、精管閉塞、精巣上体炎後の癒着、鼠径ヘルニア手術や精索静脈瘤手術による医原性の精管損傷などがあります。また、クラミジア感染症や淋病などの性感染症により、精巣上体や精管に炎症が生じて閉塞を来すケースも少なくありません。

精路通過障害の診断には、精液検査で無精子症を確認した後、FSHやテストステロンなどのホルモン検査、精巣の触診、画像検査などを行います。閉塞部位によっては、精路再建術や精巣内精子採取術(TESE)による治療が可能です。

3.3 性機能障害

性機能障害は性交渉や射精に関する機能的な問題で、勃起障害(ED)、射精障害、性欲減退などが含まれます。これらの障害により、自然妊娠に必要な性交渉が困難となります。

勃起障害は血管性、神経性、心因性、内分泌性の要因により発症します。糖尿病、高血圧、動脈硬化などの生活習慣病や、抗うつ薬、降圧薬などの薬物が原因となることもあります。心理的ストレスや不安も大きな要因です。

射精障害には早漏、遅漏、逆行性射精、射精不能などがあります。特に逆行性射精は、前立腺手術後や糖尿病の合併症として生じることが多く、精子が膀胱に逆流してしまう状態です。

性機能障害の治療には、薬物療法、心理療法、生活習慣の改善などが用いられます。必要に応じてカウンセリングを受けることで、心因性の要因を取り除くことも重要です。

4. 原因不明の不妊

チェックの札を持つ不妊専門医

不妊症の検査を一通り行っても明確な原因が特定できない場合があります。これを原因不明不妊(機能性不妊)と呼び、全不妊症の約10~20%を占めています。検査結果では正常であっても妊娠に至らない状態で、多くの夫婦が直面する課題の一つです。

4.1 機能性不妊の特徴

機能性不妊は、基本的な不妊検査で異常が見つからないにも関わらず、1年以上妊娠しない状態を指します。精液検査、卵管造影検査、排卵検査、ホルモン検査などの基本検査がすべて正常範囲であっても妊娠が成立しないケースです。

検査項目 結果 機能性不妊での状態
精液検査 正常 精子濃度・運動率・形態すべて基準値内
卵管造影検査 正常 卵管の通過性に問題なし
排卵検査 正常 規則的な排卵を確認
ホルモン検査 正常 各種ホルモン値が基準範囲内

機能性不妊の場合、年齢とともに妊娠率は低下する傾向があります。特に35歳を過ぎると自然妊娠の確率が急激に減少するため、早期の治療開始が重要となります。

4.2 潜在的な要因

原因不明不妊の背景には、現在の検査技術では検出できない微細な異常や複合的な要因が存在すると考えられています。

受精障害は、精子と卵子が出会っても受精が起こらない状態です。精子の先体反応の異常や卵子の透明帯の硬化などが関与している可能性があります。体外受精を行うことで初めて受精障害が明らかになるケースも少なくありません。

着床障害では、受精卵が子宮内膜に着床する過程で問題が生じます。子宮内膜の厚さは正常でも、分子レベルでの着床環境に異常がある場合があります。免疫学的要因や血液凝固系の異常なども着床障害の原因として注目されています。

卵子や精子の質的な問題も重要な要因です。加齢による卵子の質の低下は、染色体異常のリスクを高め、受精や胚発育に影響を与えます。男性側でも、DNAの断片化や酸化ストレスによる精子の質的低下が妊娠率に影響することが分かっています。

生活習慣やストレスなどの環境因子も見過ごせません。慢性的なストレスはホルモンバランスを乱し、排卵や精子形成に悪影響を与える可能性があります。また、食生活の乱れや睡眠不足、喫煙なども生殖機能に影響を与える要因として考えられています。

機能性不妊の場合、タイミング法から始まり、人工授精、体外受精へとステップアップ治療を行うのが一般的です。治療を進めることで隠れた原因が明らかになることもあり、適切な治療選択が妊娠への近道となります。

5. 不妊の原因を特定する検査

パソコンでチェックする妊活中の女性

不妊の原因を正確に把握するためには、体系的な検査が不可欠です。検査により原因を特定することで、最適な治療方針を立てることができます。

5.1 基本的な検査の流れ

不妊検査は段階的に進められ、侵襲性の低い検査から順次実施されます。初回の相談では、詳細な問診により月経周期、妊娠歴、既往歴、生活習慣などを確認します。

検査段階 検査内容 実施時期
第1段階 基礎体温測定、血液検査 初回来院時
第2段階 超音波検査、精液検査 月経周期に合わせて
第3段階 子宮卵管造影検査 月経終了後
第4段階 腹腔鏡検査 必要に応じて

検査は月経周期に合わせて計画的に実施され、通常3ヶ月程度で一通りの評価が完了します。

5.2 女性の検査

女性の不妊検査は、排卵機能、卵管機能、子宮機能の3つの観点から包括的に評価されます。

5.2.1 ホルモン検査

血液検査により、卵巣機能や甲状腺機能を評価します。FSH(卵胞刺激ホルモン)、LH(黄体化ホルモン)、エストラジオール、プロゲステロンなどの値から排卵機能を判定します。

5.2.2 画像検査

経膣超音波検査により、卵巣や子宮の状態を観察します。卵胞の発育状況、子宮内膜の厚さ、子宮筋腫や卵巣嚢腫の有無などを確認できます。

5.2.3 子宮卵管造影検査

造影剤を子宮内に注入してX線撮影を行い、卵管の通過性と子宮腔の形態を評価します。卵管閉塞や子宮腔の異常を検出する重要な検査です。

5.2.4 特殊検査

必要に応じて、子宮鏡検査や腹腔鏡検査を実施します。これらの検査により、画像検査では判明しない微細な病変や癒着の状況を直接観察できます。

5.3 男性の検査

男性不妊の検査は、精液検査を中心とした段階的なアプローチが採用されます。

5.3.1 精液検査

精液量、精子濃度、精子運動率、精子正常形態率などを詳細に分析します。WHO(世界保健機関)の基準値と比較して精子機能を評価し、造精機能障害の有無を判定します。

検査項目 基準値 評価内容
精液量 1.5mL以上 精嚢腺機能
精子濃度 1500万/mL以上 造精機能
運動率 40%以上 精子活動能力
正常形態率 4%以上 精子形態

5.3.2 ホルモン検査

FSH、LH、テストステロンなどの値を測定し、造精機能の内分泌学的評価を行います。これらの値から視床下部‐下垂体‐性腺系の機能を判定します。

5.3.3 画像検査

陰嚢超音波検査により、精巣や精巣上体の状態を観察します。精索静脈瘤の有無や精巣サイズの測定などを通じて、造精環境を評価します。

5.3.4 追加検査

精液検査で異常が認められた場合、精子DNA断片化検査や抗精子抗体検査などの特殊検査を実施することがあります。これらの検査により、精子の質的な問題や免疫学的要因を詳細に評価できます。

6. 不妊治療の選択肢

ハートを持つ不妊治療専門医の女性

不妊の原因が特定された後、夫婦の状況に応じて適切な治療法を選択することが重要です。治療法は段階的に進められることが一般的で、身体的・経済的負担の軽い方法から始めて、必要に応じてより高度な治療へと移行していきます。

治療法 適用条件 成功率の目安 治療期間
タイミング法 軽度の排卵障害、原因不明不妊 約15-20% 3-6周期
人工授精 精子の運動率低下、頸管粘液異常 約10-15% 3-6回
体外受精 卵管閉塞、重度男性不妊 約30-40% 1-3回

6.1 タイミング法

タイミング法は最も自然に近い治療法で、排卵のタイミングを正確に予測し、最適な時期に性交渉を行う方法です。基礎体温測定、排卵検査薬の使用、超音波検査による卵胞の観察を組み合わせて排卵日を特定します。

この方法は、排卵障害が軽度の場合や、検査で明らかな異常が見つからない機能性不妊の夫婦に適しています。治療による身体への負担が少なく、費用も比較的抑えられるため、多くの夫婦が最初に選択する治療法です。

排卵誘発剤を併用することで、より確実な排卵を促すことも可能です。クロミフェンやレトロゾールといった内服薬から始め、必要に応じてFSH製剤などの注射薬を使用します。ただし、多胎妊娠や卵巣過剰刺激症候群のリスクがあるため、慎重な管理が必要です。

6.2 人工授精

人工授精(AIH)は、精子を子宮内に直接注入することで妊娠率を向上させる治療法です。精子を洗浄・濃縮処理することで、運動性の高い精子のみを選別し、排卵のタイミングに合わせて子宮腔内に注入します。

この治療法は、男性の精子濃度や運動率が軽度から中等度に低下している場合、頸管粘液の分泌不良や抗精子抗体が原因の頸管因子不妊、性交障害がある夫婦に特に有効です。自然妊娠に比べて精子が卵子に到達する確率が高まります。

処置自体は短時間で終了し、日常生活への影響も最小限です。排卵誘発剤と組み合わせることで成功率の向上が期待できますが、一般的には3-6回程度の施行で効果を判定します。連続して失敗する場合は、より高度な治療法への移行を検討する必要があります。

6.3 体外受精

体外受精(IVF)は、卵子を体外に取り出して精子と受精させ、発育した胚を子宮に戻す高度生殖医療技術です。卵管性不妊、重度の男性不妊、他の治療法で妊娠に至らなかった場合に選択される治療法となります。

治療の過程は複数の段階に分かれています。まず排卵誘発剤を使用して複数の卵子を成熟させ、採卵手術により卵子を回収します。同時に精子を採取し、培養器内で受精させて胚を育成します。良好な胚を選択して子宮内に移植し、着床を待ちます。

体外受精の中でも、精子の状態に応じてさまざまな技術が選択されます。顕微授精(ICSI)は、精子を直接卵子内に注入する方法で、精子数が極端に少ない場合や従来の体外受精で受精しなかった場合に用いられます。胚盤胞移植は、受精卵をより長期間培養してから移植することで、着床率の向上を図る方法です。

凍結胚移植技術により、余剰胚を保存して後の周期で利用することも可能です。これにより、採卵の負担を軽減しながら複数回の移植機会を得ることができ、累積妊娠率の向上につながります。

7. 妊活を成功させるための生活改善

妊活に必要な栄養素が入った食事の画像

不妊の原因が特定できた場合でも、日常生活の改善により妊娠しやすい体づくりができます。生活習慣の見直しは、妊娠率向上と健康な妊娠継続の基盤となる重要な要素です。以下の項目を意識的に改善することで、妊活の成功につながる可能性が高まります。

7.1 食生活の見直し

バランスの取れた栄養摂取は、妊娠に必要なホルモンバランスの維持と卵子・精子の質向上に直結します。特に重要な栄養素と食品を以下の表にまとめます。

栄養素 効果 主な食品 推奨摂取量
葉酸 胎児の神経管閉鎖障害予防 ほうれん草、ブロッコリー、レバー 400μg/日
鉄分 貧血予防、着床環境改善 赤身肉、ひじき、小松菜 10.5mg/日
亜鉛 精子の質向上、ホルモン合成 牡蠣、豚肉、アーモンド 8-10mg/日
ビタミンD 卵子の成熟促進 鮭、サバ、きくらげ 5.5μg/日

抗酸化作用の高い食品を積極的に摂取することで、卵子と精子の老化を防ぎ、質の向上が期待できます。緑黄色野菜、ベリー類、ナッツ類を日常的に取り入れましょう。また、加工食品やトランス脂肪酸を多く含む食品は控えめにし、オメガ3脂肪酸を含む魚類を週2-3回摂取することが推奨されます。

7.2 適度な運動

運動は血液循環を改善し、ストレス軽減とホルモンバランスの安定化に寄与します。ただし、過度な運動は逆に妊娠率を低下させる可能性があるため、適度な強度での継続的な運動が重要です。

推奨される運動の種類と頻度は以下の通りです。

運動の種類 効果 推奨頻度 注意点
ウォーキング 全身の血行促進 毎日30分 息が上がらない程度
ヨガ ストレス軽減、柔軟性向上 週2-3回 激しいポーズは避ける
水泳 全身運動、関節への負担軽減 週1-2回 水温に注意
筋力トレーニング 基礎代謝向上 週2回 軽い負荷で実施

特に骨盤周辺の血流改善を目的とした骨盤底筋群のエクササイズや、腹式呼吸を取り入れた運動は、子宮内膜の環境改善にも効果的です。運動前後のストレッチも忘れずに行いましょう。

7.3 十分な睡眠

質の高い睡眠は、妊娠に関わるホルモンの分泌リズムを整える上で不可欠です。睡眠不足は卵胞刺激ホルモンや黄体化ホルモンの分泌に悪影響を与え、排卵周期の乱れを引き起こす可能性があります

妊活に適した睡眠環境と習慣は以下の通りです。

  • 毎日同じ時間に就寝・起床する規則正しい生活リズム
  • 7-8時間の十分な睡眠時間の確保
  • 寝室の温度を18-22度に保つ
  • 就寝2時間前からブルーライトを避ける
  • 就寝前のカフェイン摂取を控える
  • 適度な暗さを保った睡眠環境

特に睡眠の質を高めるために、就寝前のリラックスタイムを設け、軽いストレッチや読書などの習慣を取り入れることが効果的です。また、昼寝をする場合は15-20分程度に留め、夜間の深い睡眠を妨げないよう注意しましょう。

7.4 禁煙・禁酒

喫煙と飲酒は妊娠率に著しい悪影響を与えるため、妊活期間中の完全な禁止が強く推奨されます。これらの習慣は卵子と精子の質を低下させ、着床率の減少や流産リスクの増加を招く主要な要因となります。

喫煙と飲酒が妊娠に与える具体的な影響を以下の表にまとめます。

習慣 女性への影響 男性への影響 妊娠への影響
喫煙 卵子の質低下、早期閉経 精子数減少、運動率低下 妊娠率44%減少
飲酒 排卵障害、着床不全 精子のDNA損傷 流産リスク2倍増加
受動喫煙 卵管機能低下 精子形成障害 不妊期間の延長

禁煙・禁酒は即座に始めることが重要で、禁煙については禁煙外来の利用や禁煙補助薬の活用も検討できます。また、パートナーと一緒に取り組むことで、継続しやすくなり、より効果的な結果が期待できます。カフェインについても1日200mg以下に制限し、コーヒーなら2杯程度に留めることが推奨されます。

これらの生活改善を総合的に実践することで、自然妊娠の可能性を高めるだけでなく、不妊治療を受ける場合の治療効果向上も期待できます。継続的な取り組みが何より重要であり、短期間での変化を求めず、長期的な視点で健康的な生活習慣を身につけることが妊活成功への近道となります。

8. まとめ

不妊の原因は女性側・男性側双方にあり、排卵障害や精子の問題など多岐にわたります。約30%の夫婦は原因不明の機能性不妊に該当するため、まずは基本的な検査を受けて現状を把握することが重要です。原因が特定されれば、タイミング法から体外受精まで適切な治療法を選択できます。同時に食生活の改善、適度な運動、十分な睡眠、禁煙・禁酒などの生活習慣の見直しも妊活成功の鍵となります。専門医と相談しながら、カップル一緒に取り組むことで妊娠の可能性を高めることができるでしょう。

和歌山の不妊治療・妊活専門鍼灸院矢野鍼灸整骨院では不妊治療専門の鍼灸で

・自律神経を整えてお体をストレスに強くする

・お腹の血の巡りを良くする

・子宮や卵巣の働きを整える

などの効果で卵子の質と子宮の環境を整えて4か月で妊娠できる体質に変えていきます。

矢野鍼灸整骨院の鍼灸は、てい鍼という痛みゼロの鍼と、熱さの調節できるお灸で初めての方でも安心して受けていただけます。

不妊治療・妊活でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

【この記事を書いた人】

矢野泰宏(やの やすひろ)

鍼灸師/不妊鍼灸専門家

和歌山・矢野鍼灸整骨院院長

妊活に悩む女性のための鍼灸を10年以上提供。病院と併用しながら、東洋医学的アプローチで妊娠を目指すサポートを行っています。

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四条烏丸レディースクリニック 不妊の原因

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